mBaaSお役立ちブログ

NCMB-UG Rebuildが行われました

私たちのサービスを使っている方々を中心としたユーザコミュニティを作るべく、まずは昨年夏まで活動していたNCMBユーザ会をNCMB-UGとして再開します。先日行ったイベントはその名もNCMB-UG Rebuildで、アプリならではのビルドを再実行するという意味があります(JAWSのrebootが格好良いので、そこからインスパイアされています)。

今回はNCMBユーザとしてバイタリフィの○さんとTAMの管家さんに登壇してもらい、合わせてエヴァンジェリストからも発表を行う形式にしました。

NCMBの最近のアップデートとブックマークレットの作り方

私から発表したのは最近のアップデートとブックマークレットの作り方です。最近のアップデートとしてはスクリプト機能とREST APIツールがあります。会場でもスクリプト機能を使っていると方はほぼ皆無だったのですが、その使い方や始め方を紹介しました。

作成ツールとしては個人的に作成しているNCMBMania/ScriptTestEnvironment: スクリプトのテスト環境があります。これを使うと簡易的ではありますが、スクリプトで実行される状況が再現できます。

ブックマークレットはWebブラウザのブックマークとして配置されて、クリックすることでJavaScriptを実行する仕組みです。NCMBの管理画面上で実行することで、操作を自動化したりすることができます。

NCMB SDK各プラットフォームの違いを探る

次にエヴァンジェリストの小山さんからNCMBから出ている各SDKの実装の違いについて紹介をしました。SDKはObjective-C/Java/JavaScript/Unityの4つがあります。言語仕様などによって実装できない場合もあり、各プラットフォーム特有の作法も存在します。

今回は特に初期化、データストア、ユーザログイン、ACLの4つについて紹介しました。ごく基本的な処理にしても各言語ごとに実装方法が異なります。とは言え、REST APIをコールするという仕組みは変わりませんので、考え方としては基本的に同じです。

コードバック手法などは各言語ごとの違いが出ています。また、aclを指定するところがsetAclを使っているパターンと使っていないパターンがあり、統一されていないこともあります。

mBaaSを用いたIoTアプリ開発の事例

次に株式会社バイタリフィの石川さんによる発表です。IoTネタとしてオムロンさんの環境センサとmBaaSを組み合わせた事例について紹介してもらいました。使った機能としては会員管理、データストア、ファイルストア、プッシュ通知になります。

mBaaS活用方法〜HTML編〜

課題:HTMLにURLスキーマを記載して、ブラウザからアプリを起動したい。しかしWebサーバの用意は難しい。

解決策:HTMLファイルをファイルストアに保存して、公開ファイル設定でHTTPSを使ってアクセス可能になった。

ファイルストアは画像、動画、Zipなどのファイルストレージとして使えるほか、公開ファイル設定を用いることでWebサーバとしても使えます。

mBaaS活用方法〜レコード編〜

課題:センサの測定間隔は最短で10秒となり、1センサにつき8000件データを送ってくる。これではデータストアが肥大化してしまう。

解決策:1日に送られるデータ8000件を1レコード内に格納。

データストアは1フィールドに1万桁以上の情報を格納できる。よって1レコードにたくさんの情報を入れられればレコード数の肥大化を防ぐことができ、パフォーマンスを維持できる。

mBaaSの効果

サーバの開発がゼロになりました。構成や仕様の期間を短縮したことで、より重要なセンサとの連携機能に特化できたことの効果が大きかった。しかもサポートも受けられます。

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Monaca × NCMBアプリ開発事例。エラーログ取得にNCMBを活用した話

最後はTAM 菅家さんによる発表です。MonacaとNCMBを組み合わせてアプリを開発した際の事例、さらにNCMBのデータストアにエラーログを格納するという利用例を紹介してもらいました。

アプリの詳細は出せないとのことですが、検索機能があり、お気に入り機能、登録した条件に合わせたプッシュ通知機能が実装されています。

このエラーログというのはアプリのクラッシュではなく、操作時のJavaScriptエラーなどに関するログになります。onerrorをフックし、その時の内容やエラー行などをデータストアに保存するという手法を紹介してもらいました。


今回のRebuildではユーザによる開発事例を中心に紹介してもらいました。今後も定期的に行っていきたいと思いますので、mBaaSユーザの方はぜひご参加ください。