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スマートフォンアプリがWeb化する?技術/サービスまとめ

スマートフォンアプリの登場によってWebのトラフィックはアプリに奪われています。しかしアプリはApple/Googleによって流通が支配されていること、ダウンロードやインストールが終わらないと使えないといった問題もあります。

そうした問題を解決すべく、アプリをWeb上で楽しめるようにしたり、すぐに実行できるようにするサービスが登場しています。

Tombo

TomboはObjective-CのコードをEmscriptenによってJavaScriptに変換してしまうサービスです。これによってJavaScriptのコードとしてWebブラウザ上でアプリを使えるようになります。

ネットワーク系は再現が難しいと思いますが、簡単なゲームアプリであればちゃんとWebブラウザ上で動作します。

Appetize.io

Web上でiOSやAndroidシミュレータが操作できます。FlashではなくHTML5で動いていますので、タブレットなどからも操作が可能です。そしてアップロードしたアプリを前面に出した上で実行開始するので、そのままアプリを体感できます。

Instant Access to your apps | AppSurfer

クラウドに用意されているアプリを起動して利用します。仮想デスクトップに近いものかも知れません。AppSurferさえあれば、インストール不要であらかじめ用意されているアプリをすぐに起動できます。

A Better Android Emulator – Manymo

Webブラウザ上に埋め込めるAndroidエミュレータを提供しています。実際にはリモートにあるAndroidの画面を見せていると思われます。アプリを体感すると言うよりも、品質チェックやテスト目的という使い方のようです。

Android Instant Apps | Android Developers

Googleが公式に提供している仕組みで、Androidアプリの一部をモジュール化し、タップしてからすぐに利用できるようにします。Google Playの決済やIDといったサービスもそのまま利用できます。

ARC Welder – Chrome ウェブストア

Google Chrome上で動作するAndroidエミュレータです。デスクトップで使うこともできますが、ChromeOSなどで使うと便利そうです。ChromeOS上でAndroidアプリをそのまま動かす仕組みはありますが、一部に限られます。ARC Welderであれば速度面の問題はありそうですが、殆どのアプリは問題なく動くでしょう。


Webの良さはアプリをインストールせずに、タップしてすぐに利用できることです。Webがどんどん高機能化してネイティブアプリと同じようなUI/UXを実現していく中、アプリは高速起動によってWebの良さを取り込もうとしています。

こうした技術はWebサイトにアプリを埋め込んで体験してもらうような利用にもつながります。アプリ開発者であれば見逃せない技術ではないでしょうか。